種類 | ヌープ高度 | 研削比 | 被削材 | 研削仕方 | 状況 | 仕上がり面 | ツルーイング | ドレス | 研削液に望む事 | ナノキュールの効能 | |
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一般砥粒 | WA GC セラミック |
2030 2500 2150 |
0.2~2.0
0.5~4.2 2.0~8.0 |
一般鋼材 超硬・ガラス・樹脂 一般鋼材 |
脱落研削 | 自身の砥粒が破砕しながら相手も除去して行く。 切粉はせん断され短く、スラッジに混在する。 |
ドレス後は砥粒の大きさによって決まるが、段々と目詰まりが生じ面粗さは良くなり、焼けの領域に入り、ドレスとなる。 | ドレスと同時 | ドレスはツルーイングに含まれる。 | 潤滑性・冷却性・洗浄性極圧添加剤・油性剤 (界面活性剤) |
潤滑性・冷却性・洗浄性有り。 油・界面活性剤使用一切なし。 研削点の温度上昇激減。 砥石目詰まり減少。 研削負荷の低減。 加工時の火花減少。 加工時間短縮作業性アップ。 ワーク洗浄はエアーのみで。 ドレスインターバル延長。 ワーク変色の減少。 防錆性有り。 オイルミストの根絶。 濃度管理できる。 |
超砥粒 | cBN (1100℃) |
4700 | 50~5000 | スチール類の焼き入れ鋼、焼結金属・溶射金属 | エッジ研削 | 砥粒1粒がバイトの刃先の様になって引っ掻いて研磨して行き切粉は長く綿状となる。 | ダイヤに比べれば少し粗めで粒度を細かくしてもダイヤの様に面は良くならない | 形状修正する | 砥粒の突出を確保する。 切粒の逃げを造る。 砥石の自生作用が必要。 |
潤滑性・洗浄性・冷却性極圧添加剤・鉱物油 (界面活性剤) |
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ダイヤ (600℃) |
8500 | 100~600 | 超硬・ガラス・セラミックス・シリコン・磁性体・カーボン | 破壊研削 | 自分の硬さで相手を砕いて研磨して行き、微粉末切粉の大きさは使用粒度で決まる。 | 破壊研削なので、粒度を細かくすれば仕上がり面は良くなる。 | 形状修正する | 砥粒の突出しを確保する。 砥石の自生作用が必要。 |
冷却性・洗浄性・潤滑性 (界面活性剤) |
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従来の取り扱い、使用方法 | 考えられる現象 | ナノキュール使用の研削液の効能 |
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1.ホイールを機械SET後にホイールの振れを出来るだけ取り除く。 | 砥粒が破壊され焼け、切れ味不良 | ホイールを機械SET後にホイールの振れを出来るだけ取り除く。 | |
2.切粉の逃げがホイールにできる様にドレスする。 | 切粉をかんでワークの焼け発生 | 切粉の逃げがホイールにできる様にドレスする。 | |
3.砥石回転を(全体の剛性を考慮し)速めの設定とする。 | 砥粒磨耗早く、ドレス必要となる | カーボンは熱伝導性が良く、研削点の温度上昇が抑えられ水蒸気発生軽減対策となり砥粒磨耗を防ぎ、及びレジンボンドの劣化低減し寿命向上となり、切れ味を安定的に持続し、ナノカーボン粒子で切粉を排除し、砥石目詰まりが減少、ドレスインターバルの延長が出来、研削抵抗上昇が抑えられ節電となります。 又油分と界面活性剤一切含まないので肌に優しく、オイルミスト発生をなくし、綺麗な作業環境を提供します。 |
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4.油性研削液を推奨するが、問題点もあるので水溶性液で倍率が低い方が好ましい。(皮膚障害、オイルミスト、引火点等、環境問題有り) |
砥粒磨耗早く、ドレス必要となる | ||
5.研削液は鉱物油や、極圧添加剤の入っている液を薦めます。 | 砥石外周に油膜を造り切粉排除 |